高反発 vs 低反発マットレス徹底比較

高反発マットレスと低反発マットレスは、睡眠中の姿勢や身体へのフィット感を大きく左右する重要な寝具です。

体圧分散や反発力の違いが腰痛や肩こりに影響するため、自分に合ったタイプを選ぶことで快適な眠りと健康的な生活が期待できます。

本記事では、それぞれの特徴や価格、耐久性などを比較しながら、選択のポイントをわかりやすく解説していきます。

比較項目 高反発マットレス 低反発マットレス
反発力 強く身体を押し返す力が大きい ゆっくり沈み込み、包み込む力が強い
寝返りのしやすさ 体が沈まないので寝返りしやすく、腰痛対策にも有効 深く沈み込む分、寝返りにはやや力が必要
価格帯 高めの傾向(高品質・特殊素材などでコストが上がる) 低~中価格帯が多く、初心者が試しやすいモデルも多い

 

この記事を書いた人

くじらマットレス店長のプロフィール画像

くじらマットレス店長

くじらマットレスのブログの管理、商品開発をしています。数十種類のマットレスを比較体験できる会場も運営してます。
それらの経験から得られた知見で皆様におすすめのマットレスを紹介します。

高反発 低反発マットレスとは?

高反発と低反発マットレスは、素材の弾力性や復元力によって寝心地が大きく変わる寝具です。高反発は硬めの支持力で姿勢を保ちやすく、低反発は体に沿う包み込み感が特徴です。どちらも体圧分散に配慮したつくりですが、それぞれ睡眠姿勢や体重、好みによって合う・合わないが異なります。

要素 高反発 低反発
主な素材 高密度ウレタン、ラテックス、樹脂ファイバーなど 低反発ウレタン(メモリーフォーム)など
サポート力 しっかり反発し身体を支える 深く沈み込み、点でフィットする
合う人の傾向 寝返りが多い方、体格が大きめな方 包み込まれる感覚を好む方、軽めの体格の方
  • 寝心地の固さ・柔らかさが異なる
  • 素材や構造で価格にも差が出る
  • 腰痛や肩こりなどのケア方法が変わる

高反発・低反発それぞれの定義

高反発マットレスは、沈み込みが少なく身体を押し返す力が強い寝具です。一方の低反発マットレスは、身体の形状に合わせてゆっくり沈み込む特性を持ち、包み込まれるような寝心地を与えます。両者は素材の密度や製法によって生まれる反発力の違いであり、快適性や痛みのケアに関わる重要なポイントです。

定義項目 高反発の特徴 低反発の特徴
素材の弾力 すぐ元に戻る強い反発力 ゆっくり戻る粘弾性で形状を保持
寝心地 硬めで身体を支え、姿勢維持を助ける 柔らかく包み込み、圧迫感を軽減する
沈み込み方 浅めにとどまり、寝返りをサポート 深く沈むので安定感が高いが、動きには力が要る
  • 身体の沈み込み具合で分けられる
  • NASAの技術から派生した低反発も存在
  • 各メーカーが独自の配合を開発している

反発力が睡眠に与える影響

マットレスの反発力は、睡眠時の身体の動きや姿勢に大きく関わります。強い反発力があると寝返りがしやすくなる一方、反発力が低いと体を包み込む分、寝返りに力を使いやすいです。それぞれの特徴によって寝姿勢の維持や血行改善が左右され、腰痛や肩こりのリスクにも影響を与えます。

睡眠要素 高反発の影響 低反発の影響
寝返り スムーズに転がり疲労回復をサポート 沈み込みがあるため若干起き上がりにくい
血行 圧迫が少ないため血流が滞りにくい 部分的に圧迫を和らげるが動きづらさがある
負担軽減 腰などを底付きさせず痛みを軽減しやすい 肩や関節を優しく包み込み負担を軽減
  • 反発力が高いほど姿勢維持をサポート
  • 低反発は圧力を分散し安定した眠りをもたらす
  • 自分の体重や寝姿勢に合わせて考慮が必要

高反発 低反発マットレスの基本的な違い

高反発と低反発の違いは、主に「寝心地の硬さ」と「体の沈み込み方」にあります。高反発は硬めで体をしっかり支え、動きやすく通気性も高い傾向があります。低反発は柔らかめで包み込まれる感触を得やすく、点で圧力を受け止める形となるため、特に軽量の方や肩こり対策に向いています。

違いの要素 高反発 低反発
硬さ・沈み込み 浅く、しっかり体を支える 深く、身体にフィットしやすい
通気性 比較的良好で夏の蒸れを抑えやすい 細かい気泡構造で湿気がこもりやすい
動き・寝返り 軽い力で寝返りできて腰痛防止に役立ちやすい 一度沈むと元に戻りにくく動きにくい
  • どれくらい体を沈ませるかが選択のカギ
  • 季節や環境によって快適度が変わる
  • 家族やパートナーと共有するかも考慮点

寝心地のイメージ

高反発の寝心地は「身体を面で支えている感」が強く、起き上がりが楽な硬めの印象です。低反発は「体全体がマットレスに抱かれる」ような感触が得られ、横向き寝でも楽にキープできます。いずれも個人の好みに左右されるため、可能であれば実際に試して感覚を確かめることが推奨されます。

寝心地ポイント 高反発のイメージ 低反発のイメージ
硬さ しっかりとした弾力 ふんわり柔らかい包み込まれる感覚
動き 跳ね返りが強く身体を動かしやすい 一度沈むと固定されるため姿勢保持がしやすい
フィット感 部分ごとに面で支える 体の形状に沿って点で支える
  • どちらが心地よいかは個人差が大きい
  • ウレタンやコイルなどの素材で感触が変化
  • ベッドか敷布団かも検討が必要

体圧分散の仕組み

体圧分散とは、身体の重さをマットレスが受け止める際の圧力のかかり方を示します。高反発は面で広く受けるため、沈み込みを抑えつつも比較的均等に力を分散できます。低反発は点で吸収するため、突出した部分(肩や腰)がマットレス内部へと沈んでフィットする仕組みです。それぞれ方法は異なるものの、どちらも身体への圧力集中を和らげる効果があります。

分散の特徴 高反発 低反発
体表への圧力 浅めの沈み込みで広く支えつつ一定の弾力をキープ 部位に合わせて深く沈みこみピンポイントで負荷軽減
寝姿勢の安定 背骨のカーブを保ちやすく、寝返りで負担を散らせる 一度姿勢を定めると包み込まれて動きが少なくなる
どんな人に向くか 腰痛や背骨をしっかり支えたい人、寝返りが多い人 体全体を沈ませて肩や関節をしっかり休めたい人
  • 高反発は全体を押し返し、低反発は局所を受け止める
  • どちらも痛み緩和に寄与するが方法は異なる
  • 自分の姿勢や体格を見極めたうえで選択

高反発 低反発マットレスの特徴を徹底比較

高反発マットレスは主に「寝返りのしやすさ」「通気性」「耐久性」に優れる反面、硬いと感じる人には合わない場合があります。低反発マットレスは「包み込まれるフィット感」「肩や腰への圧力緩和」を得意とするものの、蒸れや耐久性面での課題が指摘されています。それぞれの特徴を理解し、自身の体格や睡眠悩みに合わせて比較することが重要です。

特徴比較 高反発 低反発
寝返り スムーズで腰痛対策に有効 動きが制限されがち
フィット感 しっかり支えられる感触 包み込まれるような柔らかさ
耐久性 へたりにくく5~10年使えるものが多い 柔らかい分劣化しやすく1~5年が目安
  • 特に腰への負担を減らしたいなら高反発
  • 肩や関節の痛みを優先するなら低反発
  • 体格と寝姿勢の違いで選択が変わる

メリット・デメリット

高反発は寝返りがしやすいことで血行促進や腰痛予防に寄与しますが、硬さが苦手な人には負担となる可能性があります。低反発は身体に吸いつくような感触でリラックス効果が大きい半面、夏の蒸れや動きづらさがデメリットです。価格や耐久性にも違いがあるので、長期的な視点での判断が必要です。

種類 メリット デメリット
高反発 ・寝返りが楽で腰痛対策に良い
・通気性に優れ、夏も快適
・硬さを感じる場合がある
・初期導入コストが高め
低反発 ・包まれる感があり肩や首の負担を軽減
・保温性が高く冬は暖かい
・蒸れやすい
・早くへたる場合がある
  • 長期使用を想定するかどうか
  • 季節や室温も考慮した素材選び
  • デメリットをカバーする工夫(上敷きやパッドなど)

腰痛や肩こりにはどちらが良いか

腰痛が気になる場合は沈み込みすぎない高反発がおすすめとされることが多く、背骨をまっすぐに保ち寝返りを助けます。肩こりは肩が当たる圧力を和らげる低反発の方が合うケースもありますが、実際には個人差が大きいため試し寝が重要です。両立を図るなら高反発と低反発のハイブリッド構造を検討するのも手段の一つです。

痛みの部位 向いているタイプ 理由
腰痛 高反発マットレス 腰が沈み込みすぎず、背骨の自然なラインを維持しやすい
肩こり 低反発マットレス 肩にフィットして圧力を逃がし、負担を和らげやすい
複合的な痛み ハイブリッド型・中反発 両方の利点を組み合わせ、沈み込みと反発をバランス
  • 腰痛は寝返りを妨げない方が良い
  • 肩こりは局所への圧迫を減らすことが肝心
  • 痛みの原因がどこにあるか見極めが必要

口コミや評判

高反発派は「腰が軽くなった」「寝返りがスムーズ」といった意見が多く、低反発派は「肩にかかる圧力が減った」「包まれる安心感でリラックスできる」と好評です。一方で、高反発は「硬すぎて合わなかった」、低反発は「へたりが早く買い替えが必要になった」という声も見られます。実際の使用感は体格や好み、環境に左右されるため、レビューを参考にしても最終的には自分で確かめることが大切です。

口コミ傾向 高反発派 低反発派
ポジティブ ・寝起きの腰痛が改善
・通気性が良く快適
・肩回りが楽になった
・安心感のある寝心地
ネガティブ ・硬く感じて馴染めなかった
・価格が高め
・蒸れやすい
・早くへたる場合がある
共通認識 ・適切な硬さを選ぶのが重要
・メンテナンスが必要
・個人差が大きいので試用期間などを活用
  • 口コミは体感差が大きいので注意
  • 試せる店舗やお試し期間を活用する
  • 長期的な使い心地を重視して検討

高反発 低反発マットレスの価格と耐久性

高反発と低反発では、素材コストや製法による違いで価格帯に差があります。高反発は高密度ウレタンやファイバー、コイルなどを採用することが多く、初期費用が高い傾向です。一方、低反発はリーズナブルな製品もあり導入しやすい反面、へたりやすく買い替え頻度が上がる場合もあります。長期使用によるコストパフォーマンスも重要な視点です。

比較ポイント 高反発 低反発
平均価格帯 シングル:3万円~10万円以上が多い シングル:1万円~5万円程度で幅広い
素材コスト 高品質ラテックスや高反発ウレタンは高額 低反発ウレタン製法が確立され安価な製品も多い
買い替え頻度 耐久性が高く5~10年使用可能 1~5年でヘタりやすく交換頻度が高め
  • 初期費用だけでなく、長期の買い替えを想定
  • 耐久性がある方がトータルコストを抑えやすい
  • 価格だけでなく機能面やサポートを考慮

価格帯の違い

高反発は素材の密度を上げたり特殊フォームを使用するため、シングルサイズでも数万円以上する場合が多いです。低反発は1万円台で買えるアイテムも多く、まずはお試しで導入しやすい反面、品質差が大きいので注意が必要です。ある程度信頼できるブランドを選ぶと、へたりを極力抑えた長持ち製品に出会える可能性が高まります。

価格帯 高反発マットレスの例 低反発マットレスの例
~1万円 ほぼなし(敷パッドや薄手簡易タイプのみ) 簡易的トッパー、薄手の商品が中心
1万円~3万円 国産ウレタン使用のエントリーモデル シングルサイズ主流、素材の質にバラつきあり
3万円~5万円 有名ブランドのスタンダードモデル 低反発×高反発のハイブリッドモデルも登場
5万円~10万円 高密度ウレタンや特殊構造の本格マットレス テンピュールなど高級低反発ブランドの下位モデル
10万円以上 高級ラテックス、アスリート向け、ホテル仕様など テンピュール上位モデルなど
  • 安価すぎるものは耐久性に難あり
  • ブランドごとの保証や試用期間もチェック
  • 価格だけでなく機能面やサポートを考慮

耐用年数の目安

高反発マットレスは5~10年前後持つと言われ、素材によっては10年以上快適に使える製品もあります。低反発は平均で1~5年程度が寿命目安です。もちろん使用頻度や体重、メンテナンス状況によって差が出るため、取扱説明書や保証期間を確認することが大切です。

耐用年数の目安 高反発マットレス 低反発マットレス
短(1~3年) 過度に安価な商品や薄い敷パッドタイプ 低価格帯で密度が低いウレタンを使用
中(3~5年) 一般的な3つ折りウレタン、コイル入りなど 普通レベルの低反発フォーム
長(5~10年) 高密度素材、ラテックス、ハイブリッド高反発 高品質低反発+適切なメンテナンスで延命可
  • 表示される「復元率」や「密度」を参考にする
  • 曲げたり重い荷重をかけると劣化が早まる
  • ダメージを感じ始めたら早めに交換検討

高反発 低反発マットレスはどんな人に向いている?

高反発マットレスは体格が大きい方や腰痛が気になる方、寝返りを重視する人に向いています。一方、低反発マットレスは肩や関節の負担を和らげたい方、ふんわりした包み込まれる寝心地が好きな方におすすめです。あくまでも一般論なので、最終的には自分の体重や睡眠姿勢、好き嫌いによって判断しましょう。

向いている人の特徴 高反発がマッチするケース 低反発がマッチするケース
体格・体重 体重がある程度ある、筋肉量が多い 体重が軽め、骨ばった体格
睡眠姿勢 仰向け中心、頻繁に寝返りを打つ 横向き寝が多い、同じ姿勢で長く眠る
求める寝心地 しっかりした硬さや反発で腰を支えたい 包み込まれるソフトな感触で肩や首を優しく支えたい
  • 体格や寝姿勢、好みの固さで大きく変わる
  • 腰痛があれば高反発、肩や関節痛には低反発が多い
  • 自分だけでなく家族の寝方や意見も考慮

体格・睡眠姿勢別

体重が重い方には高反発が合いやすく、沈み込みを防いで腰への負担を減らします。逆に華奢な方や軽量の方は低反発のソフトさが向くケースが多く、体圧を効率的に分散できます。睡眠姿勢が仰向け中心なら高反発、横向き寝が長いなら低反発という選び分けも一つの目安です。

体格・姿勢 高反発がおすすめ 低反発がおすすめ
大柄・肥満 沈み込み過ぎを防ぎ、姿勢保持に貢献 腰部分の底付きが気になりやすい
小柄・やせ型 硬さを感じやすいためやや合わないかも 骨ばった部分も優しく受け止める
仰向け主体 背骨のS字カーブをキープし腰痛緩和 中反発~やや柔らかめとの組み合わせもあり
横向き主体 肩への当たりが強くなる場合がある 肩や腿が深く沈んで安定し、圧迫感を軽減
  • 体重80kg以上なら高反発推奨の意見が多い
  • 横向き寝が多い人は肩や腰の沈みを重視
  • 体格の平均と実際の寝姿勢の両方を考慮

人気メーカーやおすすめ商品

高反発で人気なのはマニフレックスやエアウィーヴ、西川のAiRなど、いずれも反発力と通気性の高さで評判です。低反発ならテンピュールやトゥルースリーパー、エムリリーなどが有名で、肩や関節へのフィット感を重視しています。価格帯や保証の違いも大きいので、口コミや試用期間を活用しながら選ぶとよいでしょう。

ブランド例 高反発モデル 低反発モデル
マニフレックス メッシュウィング、モデル246など (主に高反発ラインナップが中心)
西川(AiR、ムアツ等) 点で支える凸凹構造のAiRやムアツ布団 低反発タイプは少数
エアウィーヴ ファイバー素材で高反発かつ水洗い可 (低反発ではなく独自の樹脂構造)
テンピュール (低反発ブランド主体) オリジナル・クラウドシリーズなど
トゥルースリーパー (主に低反発トップパッドが人気) プレミアリッチなど、お手頃価格で導入しやすい
エムリリー (MLILY) 優反発と高反発層を組み合わせたハイブリッド 柔らかめ低反発フォームも展開
  • 高反発はイタリア製のマニフレックスも人気
  • 低反発ではテンピュールが老舗かつ評価安定
  • 国産メーカーや保証・カスタマーサポートも要確認

高反発 低反発マットレスを選ぶポイント

マットレスを選ぶうえで大切なのは、実際に試してみることと、自分の体や睡眠姿勢を客観的に把握することです。硬さや沈み込み、価格と耐久性のバランスを考慮し、必要に応じて返品保証やお試し期間を活用しましょう。また、湿気やホコリへの対策などメンテナンス面も購入前に確認しておくと、長く快適に使えます。

選ぶ際の視点 具体的なチェックポイント 補足
硬さ・密度 数値(N値やD値)が明確か、体重や寝姿勢に合うか 高反発なら100N以上、低反発なら75N以下の製品が多い
試用・保証 店舗での試し寝や返品保証があるか 使用感のミスマッチ防止に重要
メンテナンス カバーが外せるか、陰干しの頻度、収納しやすさ ウレタンは洗えないためカバーの洗濯性も要チェック
  • 実店舗やショールームで体感するのがベスト
  • オンライン購入でもトライアル期間を活かす
  • 使用環境(フローリング直置きやすのこベッドなど)も大切

自分に合ったマットレスを見極める方法

購入前に店舗や試用サービスを利用し、5分程度横になってみると腰や肩への圧迫感を確認しましょう。仰向けと横向きの両方を試すと寝返りのしやすさもわかります。さらに、現在使っているマットレスや布団で感じる不満点(硬すぎる、柔らかすぎる、蒸れるなど)を書き出し、それを解決できる製品を探すのが効率的です。

見極めアクション 内容 メリット
試し寝 店舗やショールームで実際に横になり、腰・肩の感触を確認 カタログスペックでは分からない実感を得られる
不満点のリスト化 現在の寝具に感じている問題を列挙する どの機能・素材を重視すべきか明確化しやすい
口コミ・レビュー ユーザーの声を参考に良い点・悪い点を把握 同じ悩みを持つ人の使用感が分かりやすく、失敗リスクを下げる
  • 体重や睡眠姿勢を考慮しながら試す
  • 使い方やケア方法も踏まえて比較
  • 長期的に使えるか保証も要チェック

どちらを選ぶか迷ったら

高反発・低反発のどちらかに決め切れない場合、両方のメリットを併せ持つハイブリッドマットレスを選ぶ方法があります。上層を低反発、下層を高反発にすることで、包み込みと寝返りのしやすさを同時に得られる設計です。また、今ある寝具に低反発や高反発のトッパー(オーバーレイ)を追加するという手もあり、コストを抑えながら寝心地を調整できます。

迷ったときの選択肢 特徴 注意点
ハイブリッドマットレス 二層または三層構造で高反発×低反発を組み合わせ 価格が少々高めになりがち
トッパーの活用 手持ちのマットレス上に追加し、硬さや沈み込みを調整 元のマットレスが劣化している場合は効果が限定的
レンタル・トライアルサービスを利用 一定期間試して合わなければ返却 返送手続きが必要になるため、事前に条件を確認
  • ハイブリッドはいいとこ取りだがやや高額
  • まずはトッパーで寝心地変化を試す人も多い
  • 合わない寝具を長く使うほど体への負担が大きい