マットレスで腰痛になる人、悪化する人には共通の原因があります。
このページでは、腰痛になる&悪化する原因に加えて、対策方法まで詳細に解説していきます。
マットレスで腰痛になる&悪化する原因
マットレスで腰痛になったり、悪化したりする原因には次の4つがあります。全体を通して言えることが、「寝姿勢が崩れること」「寝返りができていないこと」です。
それではそれぞれの原因を解説していきます。、
- 原因①柔らかすぎて腰が沈む
- 原因②硬すぎて腰の負担が大きい
- 原因③マットレスが薄い・底付き感がある・お尻が当たる
- 原因④ヘタってる・ヘタリでデコボコしている
原因①柔らかすぎて腰が沈む
マットレスが柔らかすぎて腰が沈むと、寝姿勢が崩れて、腰に負担のかかる姿勢になったり、睡眠中の寝返りのしづらさから、腰の血流が悪くなり、腰への負担が集中します。
原因②硬すぎて腰の負担が大きい
逆にマットレスが硬すぎると、お尻と背中に圧力が集中する上に、腰は負担を減らそうと筋肉が緊張するため、血行が悪くなり、肩こりや腰痛に繋がります。腰を揉むと楽に感じる人は、マットレスが硬すぎて血行が悪くなっている場合が多いです。
原因③マットレスが薄い・底付き感がある・お尻が当たる
マットレスが薄すぎたり、底付き感があると、お尻が地面にあたり、お尻に圧力が集中して血行が悪くなり、さらに姿勢が崩れて寝返りがしづらいことで腰痛悪化に繋がります。
原因④ヘタってる・凹んでデコボコしている
マットレスがヘタっていたり、お尻の辺りが凹んでいたりすると、同様にお尻の沈み込みすぎや、寝姿勢の崩れが起こり、腰痛の悪化につながります。
マットレスで腰痛にならない&悪化させない対策
ここまで紹介したマットレスで腰痛になったり、悪化したりする原因に対策するために、次のことに気を付けましょう。
- 対策①適度な硬さにする
- 対策②お尻が底につかない厚さにする
- 対策③ヘタらせないよう手入れをする
対策①適度な硬さにする
マットレスは必ずしも買い換える必要はありません。マットレスを2枚に重ねて適度な硬さに調整することができます。
現在のマットレスが硬すぎる、柔らかすぎる、という方は次のようにマットレスを調整してみてください。
- マットレスが硬い
→柔らかい低反発マットレストッパーを上に敷く - マットレスが柔らかい
- 7cm以下→下に硬めの高反発マットレスを敷く
- 7cm以上→マットレスを買い換える
対策②お尻が底につかない厚さにする
お尻に底付き感がある場合も同様に、マットレスを重ねて対処しましょう。
- マットレスが硬い
→柔らかい低反発マットレストッパーを上に敷く - マットレスが柔らかい
- 7cm以下→下に硬めの高反発マットレスを敷く
- 7cm以上→マットレスを買い換える
対策③ヘタらせないよう手入れをする
マットレスはヘタらないようにしっかり手入れすることが大切です。表裏で寝る面が決まっていないなら、1ヶ月に一度、前後表裏をひっくり返しましょう。こうすることで、マットレス自体にかかる負担を分散できるので、マットレスを長持ちさせることができます。